インド洋に浮かぶ聖なる、光輝く島「スリランカ」

スリランカ民主社会主義共和国、通称スリランカは、インド南東のインド洋に浮かぶ島国です。
1948年2月4日、イギリスから自治領のセイロンとして独立した際の名称を冠する紅茶セイロンティーが有名で、島の名称もセイロン島といいます。1972年にはスリランカ共和国に改称し、1978年から現在のスリランカ民主社会主義共和国となりました。
スリランカは公用語の一つであるシンハラ語で、正確にはシュリー・ランカー。シュリーは「聖なる」、ランカーは「光輝く」で「聖なる、光輝く(島)」という意味です。
スリランカの概略
■国名 | 正式名称:スリランカ民主社会主義共和国 略称/スリランカ 旧国名/セイロン |
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■所在地 | 1つの島と幾つかの小島から構成され、インド亜大陸の南西に位置します。島の北部から南部の最長部は、435kmで、最大幅は、225kmです。島の北部と東部は、ベンガル湾、西部はアラビア海に臨んでいます。スリランカは、非常に浅瀬のマナー湾とポーク海峡によってインドから隔てられています。 |
■面積 | 65,525 km2 |
■首都 | スリジャヤワルダナプラ コッテ |
■商業上の首都 | コロンボ |
■政府 | スリランカは、人口が19,668,000人の(2005年、推定) 独立統治国。立法権は、比例代表制による普通選挙によって選出される議会にある。大統領も、選挙で国民によって選出され、防衛を含め行政権を行使。スリランカでは、多数の政党があり、6年ごとに新しい政府が国民による選挙によって選出される。 |
■元首/政府の首班 | マヒンダラージャパクサ大統領 |
■首相 | ラトナシリウィクラマナーヤカ(大統領によって任命) |
■州 | 中央、北中央、北東、北西、サバラガムワ、南部、ウーワ、西部 |
■県 | ジャフナ、キリノッチ、ムラティブ、マナー、バブニア、トリンコマリー、アヌラダプラ、プッタラム、ポロンナルワ、クルネガラ、マタレ、バティカロア、キャンディ、ガンパハ、カガハ、バドゥッラ、アンパーラ、ヌワラエリヤ、コロンボ、モネラガラ、カルタラ、ラトナプラ、ゴール、マータラ、ハンバントッタ |
■独立記念日 | 2月4日 |
■国旗 | 国旗のライオンは、シンハラ人を表しています。ライオンの剣は、国の統治権を表わしています。オレンジの縦の線は、少数民族のタミル人を表わして、緑の縦の線は、少数民族のイスラム人を表わしています。旗の回りの黄色の線は、他の少数民族を表しています。旗の四隅の菩提樹の葉は、仏教を表して、国が仏教の影響を受けていることを表しています。また、親切、友好、幸福、心の平静の4つの徳を表しています。 |
■国歌 | アナンダ サマラクーンによって作曲された” Sri Lanka Matha” (母なるスリランカ) |
■国花 | 青のスイレン (ニンフェアステラータ) |
■人口 | 19, 668,000人(2005年) |
■人口密度 | 1km2当たり 309 人 |
■年間増加人 | 1.2 (2005年 推定) |
■出生時平均寿命 | 女性74才、男性 64才 |
■識字率 | 91.8% |
■言語 | シンハラ語およびタミル語。英語は、スリランカ全土で、広く話されています。 |
■民族構成 | シンハラ人 81.89% スリランカムーア人 8% インドタミル人 5.08% スリランカタミル人 4.37% その他 0.66% |
■宗教 | 仏教徒 76.71% イスラム教 8.49% ヒンズー教 7.88% キリスト教 6.06% その他 0.86% |
■気候 | 低地では、熱帯気候で、平均気温が27° C 中央の丘陵地は、すずしく、最低気温は、14℃。5月から7月にかけて、西部、南部、中央地域に南西モンスーンが発生します。12月と1月には、北部と東部に北東モンスーンが発生します。スリランカは、年間を通じて観光客にとって、良い気候に恵まれています。 |
■年間国民総生産 | 2340億米ドル (2兆3450億ルビー) ※市場価格表示 |
■年間国民総生産 | 1,188米ドル (119,413ルピー) ※一人当たり |
■工業 | ゴムの加工、紅茶、ココナッツ、その他の農産物、衣料品、セメント、石油精製、織物、タバコ、- 油層が発見されました |
■農産物 | 米、サトウキビ、穀類、豆類、菜種、スパイス、紅茶、ゴム、ココナッツ、牛乳、卵、獣皮、肉 |
■通貨 | 単位は、2、10、20、50、100、200、500 および 1000ルピーで、十進法の貨幣制度。100セントで1ルピー。紙幣と硬貨は、1、2、5、10、25および50の各セントと、1、2、5、および10の各ルピーで発行されています。介入通貨は、米ドル。 |